注意したいこと
住んでいたところや相続物件を売却するときに、更地で売却する場合が多くあると思います。
その場合、古家の解体作業を建築会社などにお願いする場合は、ご近所へのあいさつ回りなどを段取り
してくれる事が多いと思います。
しかし、ご自身で解体業者に依頼する場合、いろいろな段取りは施主さんでお願いしますと言われるこ
とがあると思います。
そんなときに注意をしたいことがあります。
トラブルにならないための対策
解体工事は、ほこりが飛んだり、大きな音がしてやかましかったりと、ご近所の迷惑になることが多々
あります。
当然のことながら、解体の前にご近所へのあいさつ回りは済ませておいたほうがトラブルが少なく、ス
ムーズに解体が進むことが多くなります。
あいさつの個所は、隣近所2~3件までで良いかと思われます。道路向かいの住まいや裏の住まいも伺う
と更に良いと思います。
できる限り、迷惑のかかりそうなところは行っておくほうがトラブル回避に繋がりますよね。
電気や汲み取り作業も
ほかに、事前に行いたいことは、電気会社やインターネット会社、電話会社などへ連絡をして家屋への
引き込み線などを撤去してもっらうことです。
もちろん、ガスなどがあれば事前にプロパンボンベの撤去や都市ガスなら引き込み管の切断なども行っ
てください。
水道は、解体作業でほこりなどの飛散防止のため、水をかけながら作業する場合が多く、そのままにし
ておくほうが良いかと思われますが、一度解体業者さんに確認したほうが良いと思います。
汚物等の汲み取り作業も
良く忘れがちなのは、浄化槽などがある場合は、汚物や水の抜き取り作業です。
浄化槽自体は解体業者さんが撤去してくれると思いますが、汚物や水があると撤去できないため、事前
に抜き取りが必要です。
このように、解体するときには注意したいことが多々あります。
しっかり解体業者さんと打ち合わせをして、近隣とトラブルにならないようにしたいものですね。
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