沢山ある不具合のある住まい
中古住宅を扱っていると、不具合のある住まいは結構あります。
代表的なものからいうと、室内の雨漏りやシロアリ被害、床の腐食などです。
現在も雨漏りが直っていない建物もあれば、昔雨漏りがしてその当時に直しましたなど、以前は不具合が
あったが、現在は直していて今は不具合がございません。という住まいもあります。
伝えることが大切
このような不具合ですが、20数年以上前の住まいならこのような不具合は当たり前のように発生していま
す。
では、このような不具合がある場合、売却は可能なのかどうか!
答えは可能です。
しかし、当時の不具合、あるいは今現在不具合があればその不具合の内容や具合を、買主に正確に伝える
ことが大切です。
もちろん、そういう不具合がある、または以前あった場合は買いたくない買主もいらっしゃいます。
そういう買主には売却は不可能です。
しかし、直っていれば購入可能や、これから不具合を直すので購入可能というお客様はいらっしゃいます。
このように、不具合を隠さずに伝えることが大切です。
書類にも残す
また、このような不具合を伝えたうえで、書類にも残します。
残し方としては、できるだけ詳しく聞き取り、詳しく書類にします。
宅建協会の契約書式には、そのような詳しい項目もあり、修理状況まで記載する欄がございます。
このように書類に残し、売主・買主で署名、捺印も行います。
売主も気づかない不具合も
たまに、小さな雨漏りなど売主も気づいていない不具合がある場合がございます。
洋室はクロス壁になっていたりするため、小さな雨漏りはわかりにくいですが、和室などは天井付近もわ
かりやすい素材になっているため、小さな雨漏りでも跡が残ってる場合もございます。
しっかり不動産業者にみてもらい、チェックを受けると良いでしょう。
それでも不安な場合は、『建物状況調査』をお勧めいたします。
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このように、できる限りトラブルを避けられる対処が必要ですね。
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