不動産の決済・所有権移転・引渡しはどこで行う?


【所有権移転時に貰える土地権利書】

 

銀行など金融機関の応接室

不動産売買契約行為は、宅建業者(不動産業者)の事務所等で行うことが一般的です。

じゃあ、最後の決済・所有権移転・引渡しはどこでするのですか??

という質問をよく受けます。

いちばん多いのは、金融機関です。

金融機関の奥にある応接ルーム

金融機関、要するに銀行等ですが、普段皆さんが訪れる金融機関は、入る窓口があり、窓口の向こう側に

行員の方々が仕事をしているパターンがほとんどだと思います。

実は、奥に応接室などがあるのです。

不動産の買い物は、高額です。

特に、決済・所有権移転・引渡し時は何百万円、時には何千万と渡す場合がございます。

不動産事務所まで、この金額を持ってきていただく事は危険が伴います。

なので、普段は買主様がご利用される金融機関や借り入れがある場合は、その金融機関の応接室や時には

会議室など、普段銀行に行った時には入らない場所で、取引します。

そこに、売主様、買主様、司法書士(登記作業をお手伝いしていただきます)、そして、仲介業者などが

集まり、書類の確認からはじまり、署名捺印、そして残代金等の受渡しをもって決済・所有権移転・引渡

しを同時に行います。

金融機関で行えば、いちいち大金を持参することもないですし、細かいお金を揃えなくても両替等もすぐ

行なえます。だから安心です。

買主様は、通帳にお金を入金しておくだけで、当日出金伝票を記入し終わりです。

買主様も同じ金融機関なら入金伝票記入と通帳確認等で終了です。

借入れがある場合は、抵当権設定等の署名捺印等もありますが、事前に行う場合が多いので心配ございま

せん。

売主の金融機関が違えば、振込作業がプラスされ後に通帳確認するだけです。

なので、大金もほとんど目の前には現れません(大金が見れないのでちょっと残念がるお客様もいらっし

ゃいますが・・・笑)

段取りは仲介業者がする場合が多いので、売主様・買主様は仲介業者の説明を聞いて、署名・捺印をして

頂く程度です。

契約時に比べ、決済時はちょっと拍子抜けなところがあるので、もう終わり?と驚かれるお客様も。

これが、土地や建物の決済・所有権移転・引渡し作業の流れです。

株式会社東洋ハウジング

三重県松阪市久保町1330番地8

☎ 0598-29-1155

URL https://sutekinasumai.com/

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