売却時は忘れがちです
不動産売却時に大切なことはたくさんありますが、その一つに浄化槽から下水道に付け替えた時の
浄化槽の処理方法があります。
接続工事直後に売却の場合は良いのですが、忘れたころに売却が多いようです。
できれば浄化槽の位置も図面に残すとベストです。
浄化槽より下水道に付け替えた場合、一般的に配管などの付け替えと、旧浄化槽の後処理がありま
す。
浄化槽の後処理方法としては、
①完全に浄化槽を撤去する場合
②浄化槽の上部のみカット、撤去の上、中身の浄化設備を撤去して、浄化槽の底に穴をあけ、水が
溜まらないようにしてあと、埋め戻しまたは上部をコンクリートに固めたりします。
①の全部撤去の場合は良いのですが、②の一部撤去の場合、地中に旧浄化槽の残骸が残っています。
遠い将来、建物を解体する時に一緒に撤去することが目的ですが、その場所(旧浄化槽があった場所)
を覚えておいて下さい。
売却の場合は、買主はその事実を知らない場合が多くなります。
しかし、売主がきちんとその事実を伝える、または図面で位置等を伝えることにより、次の所有者にも
分かりやすくなります。
売却時に慌てなくて良いように、接続工事時に水道屋さんにお願いしておくことがベストですね。
買主も買う前から分かっていたほうが、何かと便利ですからね。
そういう機会には、やってみて下さい。
株式会社東洋ハウジング
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