建物状況調査に欠かせない機器
建物状況調査【インスペクション】を行う現場に、少しだけ立ち会いました。
上の画像は、建物の床や柱などの傾きを調べる、レーザー墨だし器です。
その名の通り、この機器よりレーザーで赤い線がでます。
そして、少しわかりにくいですが、この上の画像の壁の赤い線(斜めの線)が、レーザー墨だし器より
出ている線です。
これにより、床や柱の傾きを調べます。
ただし、建物はある一定の範囲は傾きが存在します。
基本的に6/1000以上の傾きは、構造耐力上の安全性の問題がある可能性が高いと判断されるケースが多
いと聞いています。
1m離れて6㎜の傾き以上という事です。
ほかにも、基礎や小屋裏、給配水管(オプションの場合あり)など調査をします。
基本的には調査員の目視
上記のようにちょっとした機器は使用しますが、基本的には目視による調査が多いと思います。
壁や床などを破壊して内部を調査するようなことはありません。
しかし、調査員は経験豊富な建物調査のプロフェッショナルです。
私たちが見落としそうなところもしっかり調査してくれます。
分かりやすい報告書
そして、何より良いのは、この調査をまとめて報告してくれるところです。
現場写真などもたくさん撮っていただいていたので、聞いてみると、それ相応の写真画像なども付けて
分かりやすく報告書を作成していただきます。
報告書作成も現場に来ていただいた調査員と本部のダブルチェックになるようです。
安心・安全を調査という形で
このように、建物状況調査(インスペクション)を行うことで、買主だけじゃなく売主もできる限り安
心して売却することが可能だと思います。
売却する時には、建物の不具合も理解して買って頂く事で、少しでもトラブル防止に繋がると思います。
これから住まいを売却する方も、これから巣内を購入される方も是非この建物状況調査(インスペクシ
ョン)をお勧めいたします。
株式会社東洋ハウジング
三重県松阪市久保町1330番地8
☎ 0598-29-1155
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